
ここでは「Twitter広告」を使って行う集客のための7つのコツを、画像付きで初心者にも分かりやすく解説します。
Twitter広告を使うためには、まずTwitter広告のアカウントを開設する必要があります。Twitter広告のアカウント開設方法は、こちらの記事で解説していますので、ご参照ください。
Twitterは匿名で使えるSNSであり、見知らぬ人同士でも気軽につながることができるという特徴があります。そのため、TwitterはFacebookやLINEなどの他のSNSと比較して、話題となったツイートがリアルタイムで素早く拡散されやすいという傾向があります。Twitter広告においても、この「拡散性」を活用することによって費用対効果を高めた広告運用を行うことができます。
目次
【Twitter広告】広告効果を高めるための7つのコツの全体の流れ
はじめに、「Twitter広告の効果を高めるための7つのコツ」の全体の流れをまとめておきます。
【Twitter広告】広告効果を高めるための7つのコツの全体の流れ
ステップ1.Twitter広告の効果を高めるための7つのコツ
それでは解説を始めます。
ステップ1.Twitter広告の効果を高めるための7つのコツ
Twitter広告においては、広告運用のコツを理解しておくことにより、広告効果を高めることができます。ここでは、下記のTwitter広告の効果を高めるための7つのコツについて解説します。
Twitter広告の効果を高めるための7つのコツ
1.クリエイティブに工夫を凝らす
2.定期的にレポートを確認する
3.広告グループごとにターゲティング条件を管理する
4.クリエイティブはアプローチの異なるものを複数準備する
5.ウェブサイトカードを活用する
6.「広告の透明性センター」を活用する
7.あなた自身でもTwitterを積極的に利用する
1−1.クリエイティブに工夫を凝らす
Twitter広告においては様々な課金方式があります。例えば、課金方式によってはあなたが配信した広告をあるユーザーがリツイートした場合には、課金の対象となります。しかし、そのリツイートされた広告を他のユーザーがクリックした場合には、課金の対象とはなりません。したがって、リツイートの数が多くなればなるほど、課金対象とはならない無料のクリックが増加するため、獲得効率が高まることになります。
Twitter広告においてユーザーのリツイートを増やす方法は、あなたのクリエイティブをTwitterユーザーに気に入ってもらえるように、クリエイティブに工夫を凝らすことです。下記において、リツイートを増やすためのクリエイティブ作成のコツを紹介します。
「リツイートを増やすためのクリエイティブ作成」の6つのコツ
1.「人気」を押し出す
「みんな使っている」、「人気がある」というものには、人はつい興味を惹かれがちです。例えば、「◯◯でNo.1」や「ランキング◯位」など、人気があるものに関しては、Twitterでリツイートされやすいです。
オンライン商品の販売を開始したばかりの頃にはこのような表現を使うことは難しいかもしれませんが、販売が増えたら、ぜひこのような表現が使えないか検討してみるようにしてください。くわえて、そのような表現を太字や目立つ色で強調することも効果的です。
なお、根拠のない「No.1」や「最高」といったような表現は「景品表示法」で禁止されているので注意してください。
2.「数字」を使う
「とても」や「多くの」といったような、あいまいな表現を使わずに、数字を使えば具体性や信憑性を高めることができます。
・数字の桁数を増やす
数字の桁数が多ければ多いほど広告のインパクトが強くなります。例えば、「◯◯1mg配合」という表現よりも「◯◯1,000mg配合」という表現のほうが、インパクトが強くなります。数字を使う際には、桁数を増やす表現を使えないかを検討するようにしてください。
・お手軽感を出す
時間に関してのお手軽感を出す手法も、ユーザーに強いインパクトを与えることができます。例えば、「3日で学べる」のような表現はユーザーにお手軽感を感じてもらうことができ、興味を惹くことができます。
・お得感を出す
オンライン商品の具体的な金額と一緒に、「今なら◯◯%OFF」というようなお得感を出す表現を使えば、ユーザーの興味を惹くことができます。
・1桁台まで記載する
「100人がこのメソッドを利用!」という表現よりも、「132人がこのメソッドを利用!」のような1桁台まで記載する表現を用いたほうが、信憑性を高めることができます。
3.「特別感」を出す
「あなただけの」や「自分だけの」といった表現を使うことで、特別感を演出することができます。特に、パーソナライズされたオンライン商品を提供している場合に適した表現であるといえます。
4.「会話形式」で訴求する
広告のテキストにおいて、2人の人が会話をしている形式で訴求するパターンは、Twitterというコミュニケーション要素の高いSNSにおいて有効です。会話形式で「問いかけ→回答」のパターンを用いれば、あなたのオンライン商品のメリットを自然に訴求することができます。
A「Bは英語ができていいよね」
B「私も最初はできなかったんだよ」
A「そうなの?」
B「うん、でも良いメソッドに出会って変わった」
A「マジで?どのくらい勉強したの?」
B「たったの3ヶ月」
A「なにそれ、私にも教えて!」
このパターンにおいては、「たった3ヶ月で英語が学べる」というメリットを、2人の会話の中にうまく入れ込んでいます。
5.ユーザーに語りかける
Twitterでは活発にユーザー同士のコミュニケーションが行われているという性質を利用して、ユーザーに語りかけるような広告が有効です。
君は「◯◯英語学習法」を知っているか?
既存にはない「◯◯」という新しい学習法!
開始1ヶ月で既に132人が体験済み!
頑張らなくても、勝手に英語ができるようになる。
このパターンにおいては、「君は」と「問いかけ」でユーザーの興味を引き、その後に学習法の名称や具体的な数字を用いてメソッドの内容を説明しています。
6.「第三者ツイート」を使う
Twitter広告においては、インフルエンサーや有名人を活用した「第三者ツイート」という機能を使用することができます。これは、インフルエンサーや有名人があなたのオンライン商品についてツイートした場合に、それを広告として配信することができるというものです。
「第三者ツイート」を使えば、インフルエンサーや有名人の知名度と人気を活用することができます。くわえて、第三者であるユーザーの声を広告に取り入れることにより、信頼性の高まりや客観性を持たせるといった効果も期待できます。
あなたのオンライン商品がインフルエンサーや有名人にツイートされることがあれば、ぜひ「第三者ツイート」の使用を検討してみてください。なお、「第三者ツイート」を利用するためには、ツイート元のアカウントから許可を得た上で、Twitter社に利用申請をする必要があります。
1−2.定期的に成果レポートを確認する
広告配信期間中は、Twitter広告の管理画面で定期的に成果レポートを確認するようにしてください。
Twitter広告においては、複数の広告グループや広告が存在している場合には、成果の良い広告が多く配信されるように自動で最適化を行ってくれます。しかし、自動最適化では対応できない部分もあるため、あなた自身で定期的にレポートをチェックし、改善を加えていくことが必要です。
例えば、成果が良くない広告や広告グループを停止したり、成果を改善するために広告や広告グループを追加するといったことはあなた自身が行わなければなりません。また、広告効果を改善するために実施されることが多い、「予算配分の見直し」もあなた自身で行う必要があります。
Twitter広告においては同じ広告を継続して配信している場合、時間の経過とともに効果が低減していく傾向があります。効果の低減が見られたら、広告の停止や差し替えなどを行って、広告効果を改善するようにしてください。
1−3.広告グループごとにターゲティング条件を管理する
ターゲティング条件は、広告グループごとに分けて管理するようにしてください。例えば、広告グループ1ではフォロワーターゲティング、広告グループ2ではキーワードターゲティングというように分けて管理します。
こうすることにより、どのターゲティングにおいて成果が出ているのかを分析しやすくなり、キャンペーンの成果を改善しやすくなります。
1−4.クリエイティブはアプローチの異なるものを複数準備する
クリエイティブは訴求ごと、フォーマットごとに異なるものを複数準備するようにしてください。訴求ごとというのはブランド訴求や価格訴求など、フォーマットごとというのはテキスト形式、静止画形式、動画形式などです。このようにして、あなたのオンライン商品においてはどのようなアプローチが有効であるのかを見極めるようにしてください。
1−5.ウェブサイトカードを活用する
クリエイティブを作成する際には「ウェブサイトカード」を活用するようにしてください。カードを使用すればユーザーにインパクトを与えることができ、クリック率も上昇する傾向にあります。
ウェブサイトカードとは
ウェブサイトカードとは、広告ツイートの中に画像や動画などのコンテンツをカード形式で表示する機能のことです。ウェブサイトカードのどこをクリックしても設定した飛び先に飛ばすことができるため、ユーザーをあなたのWebサイトへ誘導するのに向いています。
Twitter広告のウェブサイトカードには、「イメージウェブサイトカード」と「ビデオウェブサイトカード」の2種類があります。
・イメージウェブサイトカード
静止画像形式のウェブサイトカードです。ユーザーが画像をクリックすると、指定したURLへユーザーを飛ばすことができます。
※Twitter広告にはイメージウェブサイトカードではない、「画像形式」の広告も存在していますが、イメージウェブサイトカードのように画像をクリックしても他のWebサイトへユーザーを飛ばすことはできません。
・ビデオウェブサイトカード
動画形式のウェブサイトカードです。ユーザーが動画をクリックすると、Twitter内でブラウザが立ち上がり、動画が上部に表示され、その動画の下に指定したWebサイトが表示されます。
1−6.「広告の透明性センター」を活用する
Twitter社は、競合他社の配信広告を確認することができる「広告の透明性センター」という機能を提供しています。これを使用することにより、競合他社が過去7日間に配信した全ての広告を確認することができます。
使い方は下記URLにアクセスし、「広告主を検索」の欄にリサーチしたい競合他社のTwitterアカウント名を入力するだけです。そうすると、競合他社が過去7日間に配信した全ての広告にくわえて、各々の広告で発生したリツイート数やいいねの数なども見ることができます。クリエイティブ作成前に競合他社をリサーチする際には、ぜひ活用するようにしてください。
1−7.あなた自身でもTwitterを積極的に利用する
Twitter広告の効果を高めるために重要なことは、あなた自身でもTwitterを利用し、Twitterについての理解を深めることです。Twitter上ではどのようなことが話題になっているのか、またTwitter上ではユーザー同士がどのようなコミュニケーションを取っているのかなどについて、あなた自身もTwitterを使っていきながら理解を深めるようにしてください。
Twitter広告を使う上では、Google広告のようなWeb広告を出すことと同じように考えず、Twitterというユーザー同士が会話を交わしている「コミュニティ」に広告を出すのだというように意識するようにしてください。これがTwitter広告を成功させるためのポイントとなります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
Twitter広告の効果を高めるためのコツについて、疑問点や分からない点などがありましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。ご質問いただいた内容について、回答させていただきます。
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